日本神界〜Dragon Heart 7 ③

Atsukoです。

②からのつづきですーーー

Dragon Heart の天板のデザインは、注文してくださる方の希望ではなく、私たちに任せていただきます。

最初にその方とお会いした後、チャネラーでもあるKazumiが受け取ったもの & 私の感覚で、天板のおおまかなイメージや 開ける穴の形を まず 決めます。

今回は、「藤色」「層が重なっている」「流れ」などのキーワードが 出ていました。

 

そして、実際に天板に描くのは、私 Atsuko。
やはり、おおごとです。

感覚的で カタチにもなっていない「それ」を、いかに、ここに現すか。現実に落とすか。

そして、どういうやり方でそれを描くか。

今回、Fさんにお会いしてから、私が実際に描きだすまで10日ほど、かかりました。

 

その中で、私に くる感じは、「日本神界」でした!

そして 浮かぶのは、草場さんの観音カード。

気になるこの3枚を選んで↓  私は制作に入りました。

真ん中の、「33  藤飛天」が一番のキーのカード。このカードの色の絵の具を用意しました。

天板に塗る下地は、 胡粉ジェッソという、貝殻を粉にした日本画風のものを 初めて買いました。

そうしたかったのです。

私の意識は、「また日本だわ…」と思っています。

 

下地、フラットには塗りたくない衝動。

湧き上がるように 塗る。

そうまるで、敷いた新聞の鮭の絵のよう!↓



そして 勇気を持って入れた、最初の色はこうでした。

色の重なり、テクスチャー、なんて綺麗なんだろう?
下地が、フラットではないからこその質感。

しばし、眺め、絵の具が乾いた後、
私は 藤の花と葉を 描き始めました。


④へ つづきます